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弁護士に依頼するメリット・デメリット

弁護士に依頼するメリット・デメリット

不倫の慰謝料請求を弁護士に依頼すると、手間が省けてストレスもかかりにくくなるなどさまざまなメリットがあります。

  • 慰謝料請求の手順がわからない
  • 相手が慰謝料を払わない
  • 相手が弁護士をつけた
  • 相手との交渉が負担になっている

こういった状況であれば、弁護士への依頼を検討しましょう。

今回は不倫の慰謝料請求を弁護士に依頼するメリットとデメリットについてお伝えします。これから不倫の慰謝料請求をする方やすでに自分で慰謝料請求を開始している方、慰謝料を請求されている方はぜひ参考にしてみてください。

この記事はこんな方にオススメ
  • これから不倫の慰謝料請求をする方
  • すでに自分で慰謝料請求を開始している方
  • 慰謝料を請求されている方

不倫慰謝料請求で弁護士に依頼できること

不倫の慰謝料請求で弁護士に依頼できるのは、以下のような対応です。

内容証明郵便の作成

不倫で慰謝料を請求するときには、一般的に内容証明郵便を使って慰謝料の請求書を送るものです。そのためには事前に「慰謝料の請求書」を作成しなければなりません。

弁護士に依頼すると、弁護士が内容証明郵便に書き込む文言を考えて書面を作成します。依頼者が自分で内容証明郵便を作成する必要はありません。

弁護士名での慰謝料請求書の送付

弁護士には内容証明郵便などの慰謝料請求書の送付を任せられます。また、請求者には「代理人弁護士」として弁護士名を表記できるので、依頼者名で送付するよりも強いインパクトを相手に与えることも可能です。

これにより相手が請求を真剣に受け止めて慰謝料の支払に応じる可能性が高くなります。

示談交渉

弁護士は不倫相手や慰謝料を請求してきた人との示談交渉に対応します。

弁護士が交渉すると有利に進めやすくなりますし、依頼者が自分で対応する必要はありません。

公正証書の作成

交渉によって合意できた内容を公正証書にする場合には、公正証書の作成手続を弁護士に任せられます。弁護士が公証人と連絡をとるので依頼者には手間がかかりません。公正証書を作成する当日は弁護士に代理出頭を依頼すれば、依頼者は相手と顔を合わせる必要もありません。

調停や訴訟

示談が決裂した場合には、調停や訴訟などの裁判手続を弁護士に任せられます。

強制執行(慰謝料の回収)

示談が成立したり判決が出たりした場合、督促などの「慰謝料の回収」を弁護士に任せられます。

相手が支払わない場合には強制執行(給料や預貯金などの差押え)によっても慰謝料を回収することができます。

 

以上を前提に、弁護士に慰謝料請求を依頼するメリットとデメリットをみていきましょう。

弁護士に慰謝料請求を依頼するメリット

まずはメリットをお伝えします。

煩わしい手続をしなくてよい

弁護士に内容証明郵便の作成や相手方との交渉を依頼すると、依頼者が自分で手続に対応する必要はありません。

煩わしい慰謝料請求の手続をしなくて良いことは、大きなメリットとなるでしょう。

特に、日頃忙しく働くなどしているために、貴重な労力・時間を節約したい方には、弁護士に依頼する価値が大きくなります。

相手と直接やり取りする必要がなくなる

弁護士に慰謝料請求を依頼すると、弁護士が相手とやり取りを行うので、依頼者が直接相手と話したりメール・LINEなどを送ったりする必要がありません。

不倫相手や(元)配偶者と直接関わりたくない方にとっては大きなメリットとなるでしょう。

ストレスが軽減される

不倫慰謝料請求は、請求する方にも請求される方にも非常にストレスのかかる作業です。時間や労力を取られることもストレスですし、相手から反論があれば感情的になってしまう方が少なくありません。

弁護士に依頼すると、専門家に任せたという安心感を得られるので、精神的な負担は軽くなります。普段は慰謝料請求を忘れて生活できる方も多く、ストレスが軽減されるメリットは大きいといえるでしょう。

相手が真剣に対応するケースが多い

不倫慰謝料を請求されても軽く考えて無視する人や「不倫していない」「払わない」などといって支払を拒否する人が少なくありません。

そんな不倫相手でも、弁護士から連絡があると「弁護士が出てきたからには払わざるを得ないのではないか」と考えて、真剣に交渉するようになることがあります。

弁護士に依頼すると、相手が事態を真剣に受け止めて慰謝料を払いやすくなるメリットがあるといえるでしょう。

有利に交渉を進めやすい

不倫の慰謝料請求は交渉ごとなので、やり方によって有利になったり不利になったりします。法律を知らない人が交渉するよりも、弁護士に依頼した方がより有利な条件で解決できる可能性が上がります。

また、個別の事情によっては、交渉をまとめるときに、慰謝料を支払うとの条項以外にも取決めが必要な場合もあります。

このような場合には、弁護士に依頼しないと適切な対処は難しいしょう。

弁護士に依頼すると、交渉を有利に進めて適切な内容で合意しやすくなるというメリットがあります。

示談の決裂をおそれずに対応できる

慰謝料請求を行う場合には、なるべく示談で解決したいものです。裁判になってしまうと労力も費用も時間もかかってしまうので、そのような事態は避けたい方が多いでしょう。

しかし、示談が決裂すると訴訟や調停をせざるを得なくなります。そこで、多少不利な条件であっても無理に示談に応じてしまう方が少なくありません。

弁護士に依頼していれば、訴訟になっても適切に対応できますし、依頼者にかかる負担が軽減されます。示談が決裂しそうなとき、無理に不利な条件に応じることなく権利を主張できるでしょう。決裂をおそれずに強気で対応できることも弁護士に依頼するメリットの1つといえます。

法的なアドバイスがもらえる

不倫の慰謝料請求を進める際にはさまざまな法的知識が必要です。具体例をいくつか挙げてみましょう。

  • 慰謝料をいくらに設定すべきか?
  • 裁判したときの相場や予想される展開
  • 相手の氏名や住所がわからない場合の対処方法
  • 慰謝料の時効
  • 慰謝料が高くなるケースや安くなるケースについて
  • 慰謝料請求の進め方
  • 不倫の証拠の集め方

こういった問題にすべて答えられる方は多くはないと思います。

弁護士に相談すれば適切な法的アドバイスを受けられるので安心です。

相手に弁護士がついても安心

不倫相手に慰謝料請求をすると、相手が弁護士をつけるケースがよくあります。

こちらは自分で対応しているのに相手にのみ弁護士がつくと、こちらが極端に不利になってしまうケースが多いので注意しなければなりません。

こちらも慰謝料請求を弁護士に任せれば、お互いに対等に交渉や訴訟を進められるので安心できます。相手に弁護士がついても不利にならないことは、弁護士に依頼するメリットの1つとなるでしょう。

訴訟になっても裁判所に行かなくてよい

訴訟に当事者自身が対応するとなると、当事者は裁判所へ出頭しなければなりません。

弁護士に任せると、当事者が裁判所へ行く必要がなくなります。出頭しなければならないのは、当事者尋問が行われる日くらいです。和解期日には出頭が推奨されますが、忙しければ電話などでも対応できます。

訴訟になっても裁判所へ行かなくて良いことは、忙しい方や裁判所に行くことに抵抗がある人にとって大きなメリットとなるでしょう。

強制的に支払わせることができる

不倫慰謝料の支払義務が確定しても、相手が支払わない場合があります。

そのようなときは、強制執行をして慰謝料を回収する必要があります。ですが、強制執行をするにはいくつかの手続を経なければなりませんし、必要書類もたくさんあります。

複雑な手続を弁護士に任せられるのも、弁護士に依頼するメリットの1つといえるでしょう。

弁護士に慰謝料請求するデメリット

弁護士に不倫慰謝料の請求を依頼することには、以下のようなデメリットがあります。

弁護士費用がかかる

1つ目のデメリットは弁護士費用です。

一般的に、弁護士に慰謝料請求を依頼すると着手金と報酬金が発生します。着手金はおおむね10~30万円程度、報酬金は回収できた金額の10~20%程度となる場合が多いです。

さらに、訴訟になったときには別途着手金や実費が発生するのが一般的です。自分で手続を進めれば弁護士費用を払う必要はありません。

その一方で、弁護士に依頼すると慰謝料の回収可能性が高まったり回収できる慰謝料額が上がったりするので、結局は弁護士費用を払っても得になるケースが多々あります。

やり取りに時間がかかる場合がある

弁護士に示談交渉や訴訟を依頼すると、自分で対応するより時間がかかる可能性があります。すべてのやり取りが弁護士を介して行われ、弁護士としては本人の意思確認をしなければならないので、どうしても直接交渉ほどスピーディには対応できないのです。

その一方で、弁護士に依頼することで、相手の回答が早くなったり相手がこちらから提示した条件に応じやすくなったりするので、結果的には早めに解決できるケースも少なくありません。場合によっては弁護士に依頼した方がスピーディに慰謝料を払ってもらえるのです。

「解決までにかかる時間」という視点で弁護士に依頼した方が良いかどうかはケースバイケースでしょう。

弁護士に慰謝料請求を依頼すべきケースとは?

以下のような状況であれば、不倫の慰謝料請求を弁護士に相談・依頼しましょう。

  • 不倫慰謝料請求についてわからないことや不安なことがある
  • 証拠の集め方や慰謝料請求書の書き方、示談交渉や訴訟の進め方、慰謝料の相場などを知りたい
  • 相手が真剣に対応しないので弁護士に対応してもらいたい
  • 相手が弁護士をつけた
  • 相手の提案する慰謝料の金額に満足がいかない
  • 相手が「慰謝料を払わない、払えない」と開き直っている
  • 慰謝料を請求されたが身に覚えがない
  • 示談が決裂しそう、決裂してしまった
  • 相手とのやり取りがストレスになっている
  • 慰謝料の支払を約束したり、判決が出たのに相手が支払をしない

群馬の山本総合法律事務所では不倫慰謝料請求への対応に力を入れて取り組んでいます。お悩みごとがありましたらお気軽にご相談ください。

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