不倫を認めない相手から、弁護士の交渉で慰謝料200万円を回収した事例
- 性 別
- 女性
- 年 齢
- 40代
- 職 業
- 専業主婦
- 結婚歴
- 18年
- 子ども
- 2人
請求できた慰謝料200万円
ご相談・ご依頼のきっかけ
夜間に出かける等、夫の不審な行動が目についたAさんが夫のスマートフォンを確認したところ、不倫相手とのLINEのやり取りや、ホテルに泊まっていると思われる動画・写真等を発見しました。
その頃は夫婦仲も険悪になっており、子どもにも悪影響が出ていると感じたAさんは「不貞相手を許すことができない。責任を取って欲しい。」と当事務所にご相談にいらっしゃいました。
ご相談していく中で、慰謝料請求をされたいとのご希望でしたのでご依頼となりました。
相談詳細
ご依頼時には不倫相手の住所・氏名が分からない状態でした。AさんはLINEのスクリーンショットや動画・写真等の証拠をある程度確保しておりましたので、弁護士がその内容を精査し、相手方特定の手がかりを得ました。不貞相手に関する調査を実施したところ、住所氏名等を特定することができました。
その後、弁護士が相手方に対して慰謝料を請求する通知を送付し、交渉を行いました。
解決のポイント
不倫相手の女性に連絡した際、女性は「不倫はなかった」と否定していました。
そこで、証拠である動画の中での女性や夫の言動を伝え、こちらに証拠がある事、また、事実を認めていただけないのであれば裁判を起こさざるを得ない旨も説明しました。
説得の結果、女性は不倫を認め、最終的に慰謝料200万円を回収する事に成功しました。
今回のケースの場合、Aさんは夫と離婚することもなく、また不倫の期間も短く、回数も多くはありませんでした。そのため、仮に裁判となってもここまで高額の慰謝料が認められる可能性は低いケースでした。短期間の交渉において200万円を獲得できたのは非常に良い結果だったといえます。