Q不倫の事実はありますが、慰謝料が高すぎる気がします。

まずは請求されている金額が妥当なのかどうかを検討しましょう。
相手の夫婦関係が不倫が始まる前から破綻していたとき、慰謝料を支払う必要はありません。更に、不倫期間が短い・不倫回数が少ない・不倫発覚後も夫婦関係が継続しているなどの事情がある場合、慰謝料を減額できる可能性があります。

Q慰謝料の支払いは分割にできますか？

原則は一括支払いとなるものの、話し合いによって分割での支払いを認めてもらえる可能性があります。月々の支払金額や分割回数、支払い方法などを取り決め、文書を作成します。このような交渉は弁護士に任せるとスムーズに進む可能性が高いでしょう。

Q相手が結婚していると知らずに付き合っていた…慰謝料を支払わないといけない？

不倫・浮気相手に独身だと嘘をつかれて付き合い、既婚者だと知ることができなかった場合には、原則として慰謝料を支払う必要はありません。ただし、「相手が既婚者であると知る事ができた状態」であったとき、また、既婚者だと知ってからも関係を続けてしまった場合などは支払わなければいけない可能性があります。

Q慰謝料の請求を無視し続けるとどうなりますか？

請求を無視し続けると、裁判を起こされる可能性が高くなります。さらに、無視を続けたことで裁判で不利になる可能性もあります。慰謝料を請求されたら、弁護士などの専門家に相談して適切な対応をとることが重要です。